プロフェッショナル仕事の流儀で学ぶ

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NHKのオンデマンドに登録してからというもの、
月額料金972円がもったいないなと思い、できるだけ見るようにしています。

希望を言えば、もっと朝の連続ドラマ小説を充実させて欲しい。
杏ちゃんの「ごちそうさん」がないのが寂しい。

最近見ているのは「プロフェッショナル仕事の流儀」。
もともと「カンブリア宮殿」「情熱大陸」などのドキュメンタリーが好きなので、とても楽しい。

私はデザイナーなので、デザイン系はとても勉強になるのですが、
全く関係が薄かったジャンル(例えば介護や医療、港を支える仕事など)についても、全てが勉強になる。

登場人物は全てひろ〜く言えば先輩たち。
どんなお仕事の人も生き方はとても勉強になります。

プロフェッショナルでよく聞く言葉は、まだまだ改善点があるというようなこと。
今の仕事が決してパーフェクトなわけでなく、まだまだ良いことを考える。
つまり日々修行だということ。

プロの仕事はあっても、仕事に完成はなくて、もっと良くしようもっと良くしようと試行錯誤し続ける。それがプロフェッショナルの流儀なんだなと感じる。

80歳になっても仕事をし続ける以上、「もっと」を探し続ける。
そんなドラマを見るのがとても興奮する。

心がせまいとき、なんでこんなにがんばってるのに成果が出ないんだと思っちゃう。
仕事というのは、こんなにがんばるの繰り返し。修行。

そう思うと、もうちょいがんばろうと思えるようになれる... かも?!

 

話は変わりますが、私は茶道をやっています。
かれこれ4年くらい。最近はさぼり気味ですが。

茶道って、終わりがないんです。

上級になるにつれて難しい作法もできるようになるのですが、
基本は、お客さまのためにお茶の準備をして、いれて、のんでもらって、片付ける。
どんなに上級になっても、この流れは同じ。
同じ動作をどのくらい極められるか。それは終わりの無いネバーエンディングなもの。

私は茶道は修行だなといつも感じています。
この修行という道には、プロフェッショナルの流儀にも通じるなと感じました。

 

終わりがないからこそ、人は成長し続けていく。
終わらせてしまっちゃダメなんだなと。

 

クリアできないからしんどいというのはあるけれど、
だからこそ、もっと良いを追求して仕事も趣味も鍛錬されていくのかなー